やっと技術書一冊目を終えました!
前回の記事の後にやったことを具体的に挙げると、
- Pickerビューの導入
- 画面遷移の方法
- ポップアップ通知の実装
- デバイスのカメラへのアクセス
といったところになります。
厳密にはSNS投稿やAPI利用とかは実装できていないんだけど、ひとまずこの本は終えることにしました。
そう、終えたと言っておきながらなんですが、
実は途中放棄なんです(汗)
途中で終えるという判断に至ったのには、2つ理由があります。
一つは、iOSアプリ開発の概観がなんとなく掴めたからというもの。
正直この本を初めてしばらくはSwiftでアプリ開発するかどうかは決めかねていたのですが、概観が掴めたことでSwiftでの開発を進める決心ができました。
iOSの洗練されたデザインに乗っかることのメリットを、ほんの少しながら実感することができたのが大きいです。
今ではもうSwiftの魅力に完全にやられてしまっています。
そしてもう一つは、もういい加減我慢できなくなったからです。(笑)
この本ではStoryboardという機能をつかってプログラミングをしてきたんですが、これが私には合わなかったんです。
Storyboardはプログラミングを簡素化したようなもの。
コーディングが中心の一般的なプログラミングとは違って、ドラッグアンドドロップやメニュー欄を駆使した直感的なプログラミングができます。
そのおかげでとても敷居が低く、さくさくと学習を進めることができました。
そう、最初のうちは、、
あとの方では苦痛のほうが勝ってしまっていたんです(汗)
Storyboardは確かに簡単なんだけど、、
確かに、Storyboardは簡単にアプリを作ることの出来るスグレモノです。
コーディングの量は少なくてすむし、直感的な操作ができます。
だけど、直感的な操作が出来るということは、プログラミングの中身が隠されてしまっているということにほかなりません。
難しい部分を見えないようにしているに過ぎないんです。
見えないようにしてあるせいで、バグが起こったときにどこがどう悪さをしているのかをエラーメッセージから読み取れません。
それに、この本だけをやっている私は言語仕様がほぼわからない状態なので、ちょっと複雑な処理になるとどんなことが出来るのか想像がつきません。
私にはこれがちょっと耐えられなかった、、
加えて、私にはStoryboardの長所である「マウスを使った直感的な操作」も馴染みませんでした。
とにかくマウス操作が多いんです。
ちょっとしたボタンを設置するのにも、メニューからボタンを検索してドラッグアンドドロップする始末。
コーディングだったらコマンドを一つ打てば終わるような仕事なのに、です。(これはSwiftの言語仕様をちょっと学んだ今だから言えることですが)
更に悪いことに、私はマウス操作がとても嫌いなタイプの人間なんです。
私のマウス操作嫌いは筋金入りで、文書作成はもちろん、ネットサーフィンからYoutube視聴までほぼマウス無しでこなしているほどです。
そんな私にとっては、必然的にマウス操作が増えるStoryboardは天敵のようなもの。
早くコーディングをしたい、、、
ということで、ちょっと尻切れトンボではありますが、この参考書は終了するという運びになったわけです。(実はもう次の技術書を始めちゃっています)
といっても残りの章は僅かです。必要になったときにまた見に戻ろうかな〜なんて考えています。
とにかくSwiftの言語仕様を基礎から学びたい!
これ以上ブラックボックスのまま進めるよりは、Swiftの言語仕様をある程度学びながら、もっと自由にカスタマイズできるレベルになりたい。
先程も少し触れましたが、この本を読んでいるだけでは、細かいところを自分好みに調整することは難しいです。
過去の記事をご覧いただければわかると思いますが、私が作ったアプリは、ボタンの形状や位置がとてもお粗末になっています。
カスタマイズしようにもなかなか手が出せなかったんです。(汗)
他にも、カメラの機能にはアクセス出来るのに撮った写真にはアクセスできないなど、ちょっとした不具合もありました。
(これは多分参考書通りにやらなかった私の不備だとは思います。)
そしてその不具合を解消しようにも、検索して出てくる情報は解読不能です。
Swiftの言語仕様を知らない私には、これらの情報をうまく整理することができないんです。
これではいけない、、体系的にSwiftを学ばなければ、、
せめてGoogle検索で独習できるレベルにまではなっておきたい。
ということで、私は新たな技術書を求めて書店へ向かいました。
次のステップは、書店でパラ見して一目惚れしたこの本を使うことにします。↓
散々文句書いたけど、実際のところはとても良い本だったよ
いろいろ書きましたが、ここまでの文句はすべて
私がこの本を卒業する準備が整ったことの証拠なんだと思います。
少なくともこの本を始めた時点ではとても楽しく学習できたし、一通り終えることでなんとなく全体像はつかめてきました。
上記の不平不満は、Swiftをつかめてきたからこそ出てきたものだと思うんです。
この「つかめた」という感覚は、今後の糧になること間違いありません。
例えばDeligateといったちょっと高度そうな機能の外観もつかめたんですが、
これはSwiftの言語仕様を基礎からやっていたら到達するのにけっこう時間がかかっていたと思います。
とにかく言えることは、
とりあえず全体像を把握できた上に、動くものを作れたというのはすごく良かった
ということです。
それに私に限って言えば、ちゃんとした言語仕様を学ぶのを焦らすことで結果的に学習意欲を高めてくれた、というのがあると思います。
全体像がみえないまま基礎から積み上げていくというのもなかなか苦行ですしね。
ちょっと難易度的には易しすぎたかなという気持ちもありますが、難しすぎて挫折するよりは圧倒的にマシなので、そう考えると丁度いいくらいの難易度だったと思います。
とにかく、とてもおすすめの本であることに間違いありません。
アプリ開発にチャレンジしたいという人は、是非この本を一通りやって私と同じ不満を体験してみてください。
おしまい
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