名古屋→沖縄の引っ越しは、家具家電売却＋宅急便の併せワザがお得

今年２０２１年３月に、名古屋→沖縄の引っ越しをしました。
その際に、家具・家電を引越し先に持っていくかどうかで悩んだのですが…
結局、家具家電は売却し、残りは郵送する、という方法がお得という結論になりました。

名古屋・沖縄間は距離も有り、海を越えるので引越し業者を使うととても割高なんです。
名古屋→沖縄で引っ越し業者を使った場合、単身者パックで３０万ほどします。
年度末は繁忙期ということもあってかなり割高です。

大学入学以来６年間も使っていた家具・家電を持って行くのに、これだけの費用をかける必要はなさそう…
やはり家具・家電は処分してしまって、新しい家電を引越し先で買ったほうがお得だと判断しました。

そこで、家具・家電はジモティで売却し、残った小物をヤマトの集荷サービスを使って発送するという方法を取りました。
それがかなり良かったという話です。

家具・家電をお得に処分する

まず家具・家電の処分ですが、大きく３つの手段があります

①粗大ごみ収集・不要品回収業者に出す
②リサイクルショップに売却する
③ジモティを使って譲渡する

このうち、①粗大ごみ収集・不要品回収業者に出す　はそれなりの費用がかかります。
ただの粗大ごみならいいですが、冷蔵庫などの家電は、家電リサイクル法に基づいて認可をうけた業者に回収してもらわなければなりません。
これがかなりコスト高でして、冷蔵庫一つ捨てるのに合計１万円かかったりします。（基本料金３０００円、リサイクル費用４０００円、重量物運搬オプション料３０００円）
しかも、手続きがそれなりに瀕雑でうんざりします。私は手続きの流れを調べてるだけで疲れ果てました。

購入した家電量販店に引き取りに来てもらうことも可能ですが、これもやはり手続きがめんどくさい。不要品回収業者よりは安いことが多いですが、それでも冷蔵庫一つに８０００円ほどかかります。
お得じゃない上に面倒です。

②リサイクルショップに売却する　という方法もあります。
これは料金がかかりません。しかし、かなり安く買い叩かれる上に（無料なら引き取る、といわれることもある）、回収を拒否されることもあります。

こちらの動画で、出張査定の様子が掴めると思います。

そもそもどこのリサイクルショップにするのか決めるのも面倒。
良さげなリサイクルショップを見つけたとしても、予約すらめんどくさく、繁忙期には日程が合わないことも多いです。

そのうえ、ここまで苦労して手続きをすませても、回収を拒否されてしまえば元も子もありません。
結局不要品回収業者へ依頼することになり、また複雑な手続きを一からやり直しです。

③ジモティを使って譲渡する　これが一番おすすめです。
私の場合、約３万円をもらって家具・家電を処分することができました。
ジモティは、メルカリの地元板のようなものです。
近場の人へ、この不要品をもらいませんか、受け取りに来てくれませんか、と呼びかけることができます。
やるべきことは、

アカウント開設
不要品の写真を撮り、説明文を書く
受け取り希望者からのメッセージに対応する
引き渡す

です。

アカウント開設はSNSをやったことのある人なら簡単にできるはずです。

写真を取って説明文を書くのはなかなかめんどくさい。しかし、他の人の真似をしてテンプレートを作っておけば効率化することが可能です。

私はこんな感じで説明文をつくりました。

説明文に「積み込める車をお持ちの方（寸法をご確認ください）限定での引き渡しとなります」等の但し書きを用意しておけば、運搬費用などもかかりません。
費用がかかるどころか、逆にお金をもらって引き取ってもらうことが出来るます。

リサイクルショップは利益を出すために安い値段で買い叩こうとしてきますが、ジモティの利用者は定価より安い値段であれば買ってくれるわけです。

しかも、感謝までされます。
これが一番のおすすめポイントといってもいいでしょう。

①、②の方法では感謝されることなどありませんが、ジモティだと感謝とともに報酬までもらえるんです。

これはちょっとしたことのようで、かなりモチベーションに影響を与えます。
「普通は金を払って処分するところを、私は人に感謝された上で報酬をいただいて譲り渡すことが出来た」
という素敵な気分になることができます。

残り物の発送にはヤマトの集荷サービス

大型家具・家電の処分が終わったら、小物・雑貨の発送です。

私はヤマトの集荷サービスを利用しました。

荷物と料金の内訳は以下の通り。
６０サイズダンボール８個（主に書籍　重量オーバーで８０サイズの料金）１９２０円×８　＝　１５３６０円
８０サイズ３個（雑貨・衣類）　１９２０円　×　３　＝　５７６０円
１２０サイズ２個（ギター・電子ピアノ）　８３２０円
計２９４４０円

書籍は６０サイズのダンボールに入れていましたが、かなり重くなってしまうので重量オーバーとなり８０サイズ料金となりました。

基本的に荷物は小さなダンボール複数個よりも、大きな段ボールにひとまとめにしたほうがやすいのですが、おもすぎるとダンボールの底が抜けるリスクが高まるのでほどほどにしました。

以上で、今回の引っ越しにかかった費用は、ほぼプラスマイナス０円です。むしろ少し儲けが出ました。
さらに、ある程度の高評価が集まったジモティアカウントも手元に残っています。
これも後々有効活用できるはずです。

めんどくさいだけの引っ越しが、実質タダで、感謝されて、後々使えるアカウントまで手元に残るという、そこそこ楽しいイベントに早変わりです。
かなりおすすめなので、引っ越しにうんざりしている方は、ぜひとも試してみてください。
おしまい。