結局、まっとうに働くのが一番楽しいという話

自己紹介

気がつけば、このブログをほとんど更新することなく、9ヶ月が経過していました。

私は無事に整形外科専攻医として、首都圏の大学病院で研鑽を積んでいます。

かつては医師として働くつもりなど全くなく、客観的にみても尖った経歴で突き進んできましたが、結局は一番アンパイな選択肢に落ち着いている格好です。

まあ今過去を振り返ってみると、尖っていたというよりも「道を踏み外しそうで外さないフラフラしたやつ」といった感じに思えてきます。結局は王道のコースに乗ってしまっているのですから。

やはり、まっとうに医者をやるのはかなり楽しいです。研修医として働き始めた時点からうすうすと気づいてはいたのですが。

日々できることが増えていき、それが誰かの助けになり、さらに感謝もしてもらえる。この3つがそろっているのは全く自明なことではなく、奇跡的なことです。

日々できることが増えていくというのは、環境や自分の能力、職場との相性次第では手に入らない条件ですし、

世の中、直接・間接問わず誰かを助けている仕事は多くあれど、自分のスキルが目の前のクライアントの困りごとを目にみえる形で解決するという仕事はレアでしょう。

さらに、実際に誰かを助けている仕事でも、顧みられることのないものもあります。水道や電気などのインフラを保守する仕事などは素晴らしい仕事をしていますが、クライアントである国民に面と向かって感謝されることはそう無いはずです。

医師としての仕事にはかなり中毒性があります。

ただ、そんな中でも、私はまだ道を踏み外す機会を伺っているようで、普通の専攻医とは異なる進路を選ぶ運びとなってしまいました。

これもなにかの縁だと思うので、王道に守られた中で存分に道を踏み外していこうと思います。

おしまい。

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